【S12シングル】カバ展開積みサイクル-メガハッサム軸-【最終2124】
【構築の経緯】
以前から積みサイクルを愛用している友人が使っていた3ウエポンメガハッサムが強そうだと思い、アドバイスをもらいながら組んだもの。流行りのカバ展開も取り入れつつ、全抜き性能の高いポケモンで固めた。
【没個体も含め採用順に個体解説】
※採用の流れを重視するため途中に没となったポケモンを入れているので少し見辛くなってしまいました。
@ハッサムナイト
性格/特性:いじっぱり/ライトメタル→テクニシャン
実数値:159[108]-222[252]-160-×-120-114[148] ※メガ後
技構成:バレットパンチ/電光石火/虫食い/剣の舞
構築のスタートである5世代の珠ッサムのような構成のメガハッサム。
技構成はバレット剣舞を確定とし、残りはステロと合わせて炎や電気、ゲッコウガに撃てる電光石火と、最高火力の虫食いとした。虫食いを上から撃ちたいラインを考え、Sは少しSに割いたスイクンや耐久ミトムを抜ける実数値114まで振った。(しかし抜きたい相手を抜けていないこともあり、Aから少しSに回してもいいかもしれない。)
2種類の先制技により上から縛れる範囲が広く、珠ッサムやメガルカリオと違い無理やり積んでいける耐久もあるため幅広いPTに選出することができた。
<メガハッサムが選出し辛い相手>
(没)
@ラムのみor命の珠
性格/特性:いじっぱり/マルチスケイル
実数値:167[4]-204[252]-115-×-120-132[252]
技構成:逆鱗/地震/神速/竜の舞
没ポケモンその1。
積みサイクルにおけるハッサムの相方のようなポケモンだと考え2番目に採用。しかし、積んだ後に逆鱗以外の技の威力が足りなく感じ、止まりやすい印象だった。
その結果選出の機会が後述のボルトロスにほとんど奪われていたため没に。
@ゴツゴツメット→ラムの実
性格/特性:腕白/砂起こし
実数値:215[252]-132-160[60]-×-117[196]-67
技構成:岩石封じ/ステルスロック/欠伸/吠える
ステロ撒き+起点作り要因。
このカバルドンの調整はるどるふさんのこちらの記事の調整を参考にさせていただきました。(無断リンクなので問題があれば削除します。)
持ち物については、始めはゴツゴツメットで使っていたものの、恩恵を得る場面が少なく、カバ展開ミラーや初手素催眠ゲンガーなどが辛く感じたためラムの実に変更した。
結果として、それらだけでなくきのこの胞子や不意の氷状態、耐久ポケモンの毒々、スイクンの熱湯火傷などに対しても役立ち、こちらの行動回数を増やすことに成功した。
@ギャラドスナイト
性格/特性:陽気/威嚇→型破り
実数値:171[4]-207[252]-129-×-150-146[252] ※メガ後
技構成:滝登り/氷の牙/地震/竜の舞
2枚目のメガエースとして、ハッサムが出せない相手に出していけると思い採用。
具体的には、マンダ軸やルカリオ軸に積極的に選出していくことができた。
始めはサンダーも見るためステロ込み1舞で処理できるストーンエッジを採用していたが、その他の浮いているポケモンの処理が不安定になるため氷の牙に変更し、両メガ共にサンダーが重いという問題は後述のクレセリアを採用することで解消した。
→
@オボンの実
性格/特性:臆病/悪戯心
実数値:172[140]-×-92[16]-158[100]-100-179[252]
技構成:10万ボルト/めざめるパワー(氷)/気合玉/悪巧み
HB:A200逆鱗低乱数1発(6.3%)
流行りのhcSオボンボルトと同じ調整になっているが、電磁波を抜き気合玉を採用することでストッパーとしての役割を捨て抜き性能に特化している。
始めは全く同じ努力値、技構成の霊獣ボルトロスを使っていたが、Sを考えた時霊獣と化身の間にメジャーなポケモンが多く、()化身の方が積んだ後の抜き性能が高いと考え変更した。
対対面パではカバルドンがスイクンに突破されることが多く、スイクンを起点にできるボルトロスはカバ展開ととても相性がいいと感じた。その後スカーフガブリアスに処理された場合は裏のハッサムの起点にするといった積みサイクルらしい動きができる。
(没)
@気合の襷
性格/特性:腕白/鉄の棘
実数値:181[252]-115[4]-176[68]-×-137[4]-63[180]
技構成:大爆発/叩き落とす/電磁波/ステルスロック
S:麻痺状態のS1↑リザ抜き
没ポケモンその2。
カバ展開に対して初手に出てきやすいジャローダ、キノガッサ、ゲッコウガに対して出していけるのではないかと思い2枚目のステロ撒きとして採用。
しかし、電磁波+大爆発orステロしか仕事できないことが多く、カバルドンを出せる時に比べ勝率があまり良くないことや、ラムめざ炎ジャローダやゲッコウガはどちらにせよきつい為没に。
ジャローダやキノガッサ、ゲッコウガが重い問題は後述のファイアローを採用することで解消した。
@命の珠→鋭い嘴
性格/特性:陽気/はやての翼
実数値:157[28]-132[244]-92[4]-×-90[4]-192[228]
A:A2↑フレアドライブで184-132ボルトロスがステロ込み93.8%
S:最速ゲッコウガ抜き
ナットレイの項でも書いた通り初手のカバルドンに対してジャローダ、キノガッサ、ゲッコウガが出てくると辛い展開になるため、それに対するコマとして採用。ゲッコウガを見るため、水手裏剣の上から殴れるようにSにかなり割いている。そのため、フレアドライブを採用することでボルトロスを出し辛いライコウ入りにも出していける。
始めは命の珠で採用していたが、スリップダメがきつい為鋭い嘴に変更した。その弊害としてステロ込み舞フレドラでHBサンダーを落とせなくなったものの、ボルトロス程度の耐久なら問題ない為火力不足は感じなかった。
4つ目の枠は羽休めとしているが、Sに割いている分耐久が無く羽休めの恩恵が小さい為、裏の積みアタッカーに繋げる鬼火や挑発でもいいと感じた。
@食べ残し
性格/特性:臆病/浮遊
実数値:209[108]-×-141[4]-115[160]-151[4]-147[232] ※めざ炎個体
技構成:サイコショック/めざめるパワー(炎)/瞑想/身代わり
これまでずっと重い重いと記述してきたサンダー+お仲間のバシャナットをまとめてみる枠。
最後に採用した枠であり、サンダーがいないPTにはほとんど選出しなかったため選出率はPTで一番低いものの、選出した際には期待通りの活躍をしてくれた。
受けループに対しても出していけるが、HP割合で優位を取ってからでないとグライオンにTODされるだけなので出すタイミングを考える必要がある。
【選出】
基本選出はカバハッサム+ボルトorアロー
ハッサムが出し辛いPT(ハッサムの項参照)に対してはギャラを出していき、特にサンダーがいる場合はクレセリアを選出する。
対受けループはボルトハッサムクレセの選出が多かった。
【まとめ】
各積みポケモンが全抜き出来るポテンシャルを持っているため、3タテの対戦が多く使っていて気持ちのいいPTだった。
今シーズンは対面構築の霊枠にゲンガーを採用している人が多く、ギルガルドをあまり見なかったのでハッサムにとって追い風のシーズンだったように思う。
拙い記事ですが最後まで読んでいただきありがとうございました。何かあればコメントかさわら (@sawara_poke) | Twitterまでお願いします。